家の骨格は、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造などで成り立っています。
地盤が強いか弱いか、防火や遮音の性能を求めるかなど、家が建つ土地の条件や住まい手が求める性能によって骨格は異なります。ミヤザワ建築の家づくりでは、鉄筋コンクリート造の基礎の上に木造の骨組みを乗せる、一般的に主流である骨格を採用しています。
基礎には、布基礎、ベタ基礎、独立基礎など、いくつか種類がありますが、地盤調査によって、家の建つ地盤の強さを知り、適切な基礎を採用しています。
骨組みの木造にも、在来工法、パネル工法など、いくつか種類があります。
地震に対する強さ、断熱気密など、求める性能と予算のバランスで、適切な工法を採用しています。
家は、屋外の床、壁、窓、屋根、屋内の床、壁、天井など、それぞれの部位ごとに、様々な素材が使われます。屋外の素材には、雨、風、雪などの厳しい気象条件だけでなく、地震、火災、騒音などの悪条件から、家や暮らしを守る性能が求められます。屋内の素材には、やすらぎやぬくもりを感じられたり、日々の掃除がしやすかったり、化学物質による健康被害を起こさないような性能が求められます。求める暮らしや性能、好みの形や色などを検討して、素敵な家になる素材を選択しましょう。
1.床
御影石 |
豆砂利洗い出し |
2.壁
塗り壁 |
金属サイディング |
板壁 |
セメントサイディング |
3.窓
アルミ樹脂複合サッシュ |
4.屋根
金属板葺き |
5.断熱材
グラスウール |
ウレタンフォーム |
フェノールフォーム |
6.塗装
木材保護塗料 |
合成樹脂塗料 |
1.床
合板フローリング |
カバフローリング |
スギフローリング |
カラマツフローリング |
畳 |
2.壁・天井
クロス |
スギ板 |
塗り壁 |
3.無公害塗料
床や壁や天井などに露出する木材の部分に塗る塗料です。
ドイツ製や日本製など、健康に害の無い塗料なので、
慣れれば、住まい手が自分で塗り替えられます。
家には、電気設備、給排水衛生設備、冷暖房設備など、様々な設備が必要です。家の立地が市街地か郊外か、寒いか暑いか、ハイテクな電化生活を送りたいか、日々の光熱費を抑え、環境にも優しいエコな暮らしをしたいかなど、立地条件や住まい手の求める暮らしに応じて適切な設備をご提案しています。
電気設備には、スイッチ、コンセント、照明器具、テレビ、電話、インターネットなど、様々な機器があります。
それらを使うためには、電力会社との契約で送られてくる電力でまかなうだけでなく、その一部を太陽光や風力など自然の力を利用した自家発電でまかなう方法も用いられるようになっています。
給排水衛生設備には、ユニットバス、トイレ、キッチン、洗面化粧台など、様々な機器があり、それらに通すお湯を沸かすための、灯油ボイラー、ガスボイラー、電気ボイラー、エコキュートなど、様々な機器があります。また、太陽熱を利用する、ソーラー温水器もあります。
冷暖房設備には、エアコン、ストーブ、床暖房、パネルヒーターなどがあります。
それらに通す熱をつくる方法には、灯油式、ガス式、電気式などがあります。
また、太陽の熱を利用するソーラーシステムや近くの山でとれる薪を使う薪ストーブなどもあります。