日本の家づくりで最も多く使用される素材は木で、そのうちの7割を外国産の木材(=外材)に依存しています。
価格や貿易などの理由により外材に依存した結果、国内の植林地が木材生産に適さない森林として放置されてしまったのです。しかし、近年、地球規模の環境問題が叫ばれるなか、家づくりに国産の木材を積極的に使っていこうという動きも生まれ、森林の整備が始まっています。

 

 

 

ミヤザワ建築では、100%とはいきませんが、
地元長野県で生産される木材を積極的に家づくりに用いています。
私たちが用いている木材は、「信州木材認証製品センター」という、
長野県内で生産される木材の品質をチェックする機関に認証された木材です。

信州木材認証製品センター


 


 

長野県は90%を森林で覆われ、
そのうちの40%が木材を生産できる人工林です。
樹木を面積が大きい順に並べると、カラマツ、アカマツ、ヒノキ、スギの順となります。これらを土台・柱・梁などの構造材としてはもちろん、床・壁・天井などの仕上げ材としても用います。
私たちは、変形の小さいヒノキ・スギ・アカマツを構造材として多く用いています。比較的樹齢の若いカラマツは、変形が大きいため構造材として用いてきませんでしたが、近年森林が整備され、年数を経て大きく成長しつつあることと、変形を小さくする技術も確立されてきたため、カラマツも構造材として用いて行きます。


柱や梁、床や天井に信州産の木材を使用


 


長野県産の木材は外材より割高になりますが、構造材は樹木の中心から生産され、仕上げ材はその周辺から生産されるため、樹木一本を無駄なく使いきることで、省資源やコストダウンにもつながります。
長野県では県産の木材を家づくりに使用する場合の助成制度(信州ふるさとの住まい助成金)も設けられ、
外材との価格差も小さくなるため、より身近に地元の木材を利用いただけます。
 

長野県には「地産地消」に取り組むグループがあり、 私たちも「木曽のヒノキで家をつくる会」や 「南信州木の会」のメンバーとして、 住宅見学会や森林セラピー、木工教室など様々なイベントを通して、長野県産の木材を使った家づくりや家具づくり、森林づくりにも積極的に取り組んでいます。


木工教室の様子

木曽のヒノキで家をつくる会
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